2012/10/05

まるで呪文?マヤ数字&マヤカレンダーっ!


とつぜんですが、上の写真 一体何だかわかりますか??
 
 
実は、グアテマラの先住民族(マヤ系民族)が
使っていた、文字なんです!
 
 
今の世の中のように、0、1、2、3というようなアラビア数字がなかったので
マヤの人たちは、葉っぱや棒、石ころの形を組み合わせて
文字をあらわしていました。
例えば・・・
0はいちまいの葉っぱのような形。
1は点(・)がひとつ。
5になると、一本の棒(-)
6だと、棒の上にひとつの点( )
5ずつ棒の数が増えて、20になるとまた、葉っぱのような形になります。
 
私たちが普段、日常の生活の中で使用しているのは10進法という数え方。
つまり、10の倍数ごとに位が変わりますね。
1→10→100→1000→10000というように!
 
でも、マヤ数字は20進法
なので、位は、1→20→400→8000→160000
という風に変わっていきます。
 

             

教科書でも説明してあります。
 
これは6年生の授業でのようす。
アラビア数字をマヤ数字で書き表そうという学習!

子どもたちが大注目の中、私も前で発表しました!
・・・ちゃんとできましたーよかったー笑
 
つづきまして、これは何でしょう?
この、ゲームにでてきそうなかわいらしいイラスト・・・・
実はこれもマヤの文字なんです!
これは、マヤのカレンダーで使われている文字たち。
 
ひとつひとつの文字には意味があり、生まれた日によってその人の特性(性格)や運命までもが
わかるようになっています・・・・おそろしやー
 
ちなみに、私はどれだろうと校長先生に尋ねると、
ぶあつい本をもってきてくれました。
どうやらIq’というもののようです。
詳しい説明のページを探してみます。
 
この宇宙人(失礼!)が私のマヤ数字。
方角は南、構成要素は水、重要な手がかりとなるものは風と水晶。
そして発展すると純粋さや明るさを含んでいるとのこと。
・・・・んーよくわからない!!!
 
ので、性格のページをみてみることに。
《あなたの性格(いいところ)ようやく》
法をしっかり守るしっかりした性格。平和を愛するひと。親切で幸せいっぱい。
そして、毎日あなたの家族に食事を与えなければなりません(笑)
公平でバランスのとれた人です。
 
とのこと。うーん!いいかんじ♪
ちなみに、悪いところも下に書いてあるんだけど、訳しません笑
 
 
小学校5年生、6年生の算数の教科書にも、マヤカレンダーの紹介がしてあります。
実際は、マヤ数字やマヤカレンダーはもう日常的には使われていないのが現状。
でも、《一つの伝統》を伝承するため、このように教科書にも掲載されて子どもたちもしっかり
勉強をします。
 
私は、グアテマラへ算数を教えるためにやってきました。
でも、このように、自分が知らなかった文化や伝統がここにはたくさんあり、
新鮮なことがいっぱい!
日本にいたら知らなかったことがここにはたくさんです。
そして、その知ったことを、日本のみんなに伝えるのも、わたしの大きな仕事のひとつ!
 
これからも、おどろきもののきグアテマラ情報の発信がんばります!
(更新が滞りがちでごめんなさい!みんなのコメントやメールが励みになります!)
 
Yukikojima 小島夕季
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