2月14日。バレンタインディ♪
“El día de cariño (愛情の日) ”
グアテマラでは、そんな名前で呼ばれているこの日。
男性も女性もプレゼントを交換するの。
日本の小学校では、学校でのチョコレート交換は禁止されているけど、ここグアテマラでは
なんと、プレゼント交換やイベントのために
授業も休校!
バレンタイン前日。各クラスでは、誰のプレゼントを用意するか、くじで決定!
当日まで誰かは内緒!
ちなみに、小学校でプレゼント交換のプレゼント代が決まってて、
この小学校では、
1人30ケツァーレス(30円)!
2年生のクラス。字が読めない子もいるため先生がもう一度、誰に渡すかを説明中(笑
そして当日。
まず先生が、この日はどんな日かを子どもたちに説明。
“愛情の日はね、カップルだけのためにあるんじゃないんだよ。先生もみんなのこと、とっても大好きだし、大切。そしてみんなも友だちのこと大好きでしょ。そんなお友だちにありがとうを伝えるために、今日はお祝いをしようね!”
なんて素敵な言葉!
そして、次に友だちにプレゼントするハートの入った絵をみんなで書きました。
みんな、すごくあったかい可愛い絵。
この日は少し寒かったので少し外で遊んだあと、お待ちかねのプレゼント交換!
「ぼくの、セクレトアミーゴ(内緒のお友だち)は・・・・」
男の子が、女の子に渡すときは、もう
大大歓声!
そしていよいよ!プレゼントオープーーン!
私のもらったプレゼント・それから一人ひとりには折りハトをプレゼント★すぐに折り方覚えちゃう子もいました。
大満足の子どもたち♪
更に、この日は特別に
ひとりひとりにケーキが!
決して裕福とはいえない地区の子どもたち。ケーキを食べるなんて、特別な行事のときだけです。
政府がお金を出していて、お母さん方が当番で準備をしてくれています。
こうして、子どもたちが大満足でおうちへ帰った後は、今度は
先生たちの時間。
みんなでお昼ご飯の準備をしました。
ステーキwithトマトソース・ワカモル(アボカド)・フリホーレス!
グアテマラ定番メニューです♪
そして、こちらもプレゼント交換!大人用予算は、子どもの10倍の
30ケツァール(300円)
渡す相手も、同じように前日にくじびきで決めました。
年齢も男性も女性も関係なく、みんなうれしそう!
家でも、
家族ともチョコレートのケーキを食べたり、プレゼント交換をしたりしてすごく幸せな時間をすごしました。
朝一番には、
仲良しのBillyからのメッセージも!ありがとう。ビリー★
★★★
グアテマラでは、こんな具合に
行事がもりだくさん!
おととい、カルナバル(卵ぶつけ祭)があったばっかり。
とにかく行事をお祝いすることに全力を注ぎ、時に授業がなくなってしまうんです。
日本では、働くことが当たり前。まず授業!とにかく遅れないように・・・
という感覚だったので、また授業がない。。。とか聞くと、
日本と比べてしまい、ときに
悲しくなったり怒りを感じたり・・・。
4校回っている小学校のなかで、特にこの学校はイベントや会議が多くて・・。
今回も授業ないって言われたとき、「じゃあ行かないどこっかな」とか思ったけど、
参加したことで、子どもたちとも、
特に先生たちとの距離が縮まった。
協力隊の立場って難しい。
私の場合、「算数の先生」としてここにきているから、任務が絶対。
でも
あくまでボランティア。強くいえる立場ではありません。
でも、こうやってイベントに参加して、距離を縮めることが、活動を円滑にする一番の近道。
人間と人間。どこの国でも一番は“信頼関係”
今度は、
「イベントもいいけど、授業もちゃんとしなさーーーい!」って言えそうです♪
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